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エンジニア
Profile
エンジニア/2020年中途入社/S.M
2020年1月に株式会社キーポートソリューションズに入社。同年9月の合併以降はサイオステクノロジー株式会社のFinancial&Unique SI SLに所属。WEBデザイナー、フロントエンドエンジニアとして様々な案件に携わっている。趣味は音楽を聴きながらのウォーキング。
※所属は2024年9月インタビュー時点
未経験から飛び込んだプログラミングの世界

ーエンジニアになった経緯について教えてください
大学時代は国際教養学部で、言語学をはじめとした文系科目を主に受けていました。ただ、いざ就活を迎えると、結局やりたいことがなかなか決まらなくて…。たまたまネットでWEBデザインの1ヶ月講座を見つけて、自分で勉強を始めてみることにしたんです。
それがきっかけで、卒業後は小さいWEB開発会社にインターンで入りました。WEBデザインのマークアップエンジニアとして、勉強しながら、簡単なコーディングをしたりデザインをしたり、っていう感じでスタートしましたね。
その後正社員になって、先輩にフォーマットを教えてもらってバックエンドに触れたのが、プログラミングの一番最初かなと思います。
ーそうなんですね!WEBデザインやプログラミングをやってみようと思ったのは「手に職つける」みたいな目的で?
そうですね。最初はどちらかというと消去法で…という部分もあったんですけど(笑)もともと絵を描くのが好きで、パソコンをいじるのも好きだったので「WEBデザイナー、チャレンジしてみようかなぁ」という感覚で始めました。
ー転職先をサイオス(KPS)に決めた理由は?
クライアントワークだけに終始しないというところが一つ目の理由です。 自社のサービスに関わる仕事ができたらなと思っていたので、それができる環境をとても魅力的に感じました。
また、前職ではデザインの作業よりもWEBのシステム開発の比重が大きかったのですが、もっとWEBデザインやUIデザインにも触れてみたいなと思っていました。そんなときに、タイミングよく出会えたというのも転職を決めた理由ですね。
ー実際に入ってみて、いかがでしたか?
そうですね、入社前の期待は叶っています!デザイン業務にしっかり携われているので、良かったなと感じています。
合併後もその点は変わっていません。

Interview
ーサイオスの「いいな」と思うところはどこでしょうか?
フットワークが軽めなところでしょうか。評価基準の修正などもテンポよくなされていましたし、柔軟性があるなと思います。
よりよい組織にするために、ダメだなと思ったらすぐに改善したり、大胆に変更して新しいことも積極的に取り入れたりする姿勢があるのかなと。あまり古い考えに固執しないスタンスがいいなと感じています。
ーエンジニアとしての視点ではいかがですか?
技術力の高さが印象的ですね。ブログ記事(SIOS Tech lab.)も結構アクセスが多いですし、社外からも注目されているのだなと感じています。技術そのものが好きな人、スタックがしっかりしている人が多いように思うんですよね。
その分、勉強会も自由ですね。エンジニア全体というよりスポットとかチームによりますが、UI/UX担当メンバーも、参加自由のBlender勉強会をたまに開いています。
技術・ノウハウについては誰かから手取り足取り教わるというより、欲しい知識を自分で取りに行くのが基本姿勢かなと思いますね。プロジェクトによって使用する言語やライブラリが結構変わるので、必要に応じて自分で積極的に吸収することが多いと思います。
ーサイオスには「5%の自己啓発時間」がありますが、その時間はどのように使われていますか?
「必ず毎日」ではないのですが、プロジェクトの進捗に余裕があるときにスキマ時間で活用しています。
他にも、プロジェクト開始前に、そのプロジェクトで用いる技術について事前にインプットしたり、自己学習に使うとか。
結局は「コーディングしながらインプット」「アウトプットしながらインプット」することもあるので、仕事しながら自然と勉強しているみたいな部分が大きいですね。やりながら覚えていって、分からないことがあれば調べて…と。最近はChatGPTやGitHub Copilotも活用しているので、そこでも新しいものが吸収できそうだなと考えています。
デザインとフロントエンドの二足の草鞋

ーでは、あらためてサイオスでのご経歴を教えてもらえますか?
WEBデザイナーとしての入社以降、現在に至るまで、デザイナー兼フロントエンドエンジニアとして、サイト構築を行っています。
まずはデザイナーとして業務が始まって、CMS上での保守運用やサイト構築を主に担当していました。
最初は、ページの更新作業や、新しくページを作成する際のキービジュアル、パーツのデザインをしていた他、ポスターデザインなども満遍なくやっていました。
それ以外にも様々なサイトリニューアルも行っていて、仕様策定・機能検討など、デザインからコーディングまで実施することもありましたし、大きめのプロジェクトだと、別会社が作成したデザインをCMS上に適用して構築していく仕事なんかもやっていました。
あとは外資系メーカー向けの運用保守業務にも携わりましたね。当初は更新作業、画像編集などをやっていたんですけど、それに加えて英語圏クライアントに対する英語でのやりとりもしています。
ー多岐にわたるご経験ですね!
そうですね、気づいたら3年ほどかけて幅広くやってました(笑)
ただ、フロントエンドエンジニアとしての仕事は割と最近です。2023年9月くらいから開始したプロジェクトで、法人向けの新規サイト作成を行いました。
これまではあまりプログラミング自体にがっつり触れる機会がなくて、自分で勉強したり人に聞いてみたりという感じだったんですが、この案件ではかなりしっかりフロントのスキルを活かすことになったので、フロントエンドエンジニアとして仕事した一番最初の案件はこれかなと。
様々な定量データをもとに、インタラクティブなグラフで可視化したサイトを作るんですけど、これは要件定義から入らせていただいて、グラフやサイトの仕様、実装方法や技術の選定から担当しました。実装では、ワイヤーフレームの作成とコーディングなどもしていましたね。
さらにここ最近は、金融会社のサイトリニューアルのモックアップ作成と、自社サイトのアクセス解析レポート作成などを継続的に行っています。
毎月Googleアナリティクス等を参考にアクセス状況をまとめているのですが、事実ベースにレポートを作成するだけではなく、少しずつ課題をあぶりだして、改善した後にどう変化しているのかなども見ていこうとしています。

Engineer
サブディレクターになって感じた責任感

ー「初めてフロントエンドエンジニアを担当した案件」は、印象的ですよね。
そうですね。この案件は私を含めたフロントエンドエンジニアが2人、インフラエンジニア、デザイナー、ディレクター、マネージャーが各1人の計6人のメンバーで行いました。 これまでと違い、要件定義の段階から自分で技術を選定したこともあって、実装作業ではサブディレクターを任されました。
そこでスケジュールの管理や、メンバーの認識合わせもいろいろ経験して、より仕事を自分ごととして捉えるようになりましたね。「自分がしっかりしなきゃ!」という実感が湧いたというか(笑)自然と責任感が湧いて、主体的に動こうと感じるようになりました。
プロジェクトでのフロント経験が豊富というわけではなかったので、初めて触れるような技術もプロジェクトを進めていくうちに身についてきたりと、よりフロントエンドエンジニアとしての解像度が高められたというか。「エンジニアってどういう仕事をしているんだろう」というのが、だんだん理解できてきた感覚がありましたね。
ーサブディレクターというところで、責任も重かったと思いますが、実際やってみていかがでしたか?
確かに責任は感じていました。とはいえ、実際はそんなにピリピリする必要はなかったですね。
私が別途発生した業務に取りかからなくてはならないときに、事前にもう一方のフロントのメンバーが勉強を進めてくれたり、開発を先陣を切って進めてくれたりしていたんです。コミュニケーションをとりながら協力体制を築いて手分けしてプロジェクトを進められていたから、そこまでプレッシャーは感じずに出来たのかなと思っています。
ーここまでの経歴を振り返ってみると?
やはり、仕事に対して主体的に動こうという意識は、責任感とともに大きくなりつつありますね。最初はそもそも、知識もなかったので言われたことをただひたすらに一生懸命やっていたんですけど、知識や経験を重ねると、「自分がこのプロジェクトの責任者である」という自覚はもちろんですが、「もっと自分の知識を活かして経験を積もう」という気持ちが増したような気がします。
「お互い様」の精神で、女性も働きやすい環境に
ーサイオスの働きやすさについて、日々感じているところがあればお伺いしたいです。
フルフレックスで柔軟に働けるところですね。チームやプロジェクトによって異なりますが、私のチームでは、週に1回の朝会で情報共有や個々の課題について報告をすることは決まっているものの、それ以外の時間は途中で抜けたり、休憩を多めにとったりといったことも柔軟にできるので、そのあたりは自由度がすごく高くて、プライベートな時間も含め、いろいろと調整しやすいなと感じています。
今いるチームはたまたま全員が女性なのですが、年齢の近い人が多くて、最近は徐々に産休に入るメンバーも増えてきています。
それは他のチームでも同じで、時短勤務の方やお子さんがいる方もすごく多いので、そういうのが「当たり前」なんですよね。そんな状況なのでみんな「お互い様」と思いやすいというか、助け合いの精神が自然と生まれているんだと思います。
例えば、お子さんの都合で急遽パパやママとして仕事をお休みしなきゃいけない時も、業務を分担してみんな支えあえています。休むことになる方もみなさん謙虚で、丁寧に連絡をくれるので、請け負う側も「大丈夫ですよ」って前向きに送り出せますし。 働きやすい環境が担保されているからこそ、ストレスを感じず、心に余裕を持って助け合える、いい循環になっているような気がします。

ーすごく理想的ないい環境ですね!
そうですね。「女性だけだと居心地悪そう」なんておっしゃる方も世の中にはいらっしゃいますが、少なくともサイオスではそういう風に感じたことはないですね。むしろ同性だからわかりあえることも多いですし。女性メンバーに限った話ではないですが、人柄も優しくて落ち着いた人が多くて。
実際、仲も良いんじゃないかなと思うんですよね。最近同じ部署の中で関東近郊在住メンバーの女子会をしたんですけど、急遽開催したにも関わらず集まりが良くて!(笑)
フルリモートなので、みんなで予定を合わせて一堂に会するのは年に数回くらいですが、だからこそ参加率も高くなるのかな。適度にリラックス出来ている感じがあります。
ー確かにサイオスには穏やかな人が多い印象がありますね!今一緒に働いているメンバーはどんな方たちなんでしょうか。
みんなおっとりしていますね。例えば、すごく気が強くて詰めてくるような話し方をする人は誰もいません(笑)物腰が柔らかくて優しい方が多いなって思います。何か意見がある時も「こうしたいです」と相談すると柔軟にOKを出してくれることが多いですし、悩んでいる時には相談に乗ってくれたり、一緒に解決策を考えてくれたりします。 あとはそれに対して賞賛・感謝の気持ちを都度きちんと伝えるようにしていて、それがみんな出来ているんだろうなと思います。
ーお互いに気持ちや言葉を送りあうことがベースにあるんですね。相談というと、例えばどういった場面で?
そうですね。プロジェクトで疑問があった時に、メンバー同士だったり、ディレクターに「こういう変更をしてもいいか」といった打診をしたりと、年齢関わらず情報の共有は常にし合っていますね。ディレクターも、大変な立ち位置なのにいつも姿勢が謙虚で、コーディングや技術についていろいろ逆に質問してくれることがよくあるので、お互いに支えあってプロジェクトを進めているんだなという感覚があります。
ー素敵な関係性ですね!そのようにチームで事を進めるときに、Sさんが心がけていることがあればお聞きしたいです。
まずは柔らかく伝えることですね。リモートがメインということもあって業務上の連絡ではSlackを使う機会が多いんですが、伝えられるニュアンスや温度感、情報量が口頭とテキストとではやはり質が変わってきます。
ですので、とにかくわかりやすく、まず何の質問なのか、報告なのか相談なのかというのを書いて、そこから箇条書きにして視認性も高くするようにしています。
シンプルな文面だと淡白に感じてしまうことがよくあるので、自分から発信する際は、絵文字やスタンプをよく活用するようにしています。 もちろん、テキストじゃ足りないかなと思った時は、簡単にミーティングを設けて口頭で伝えたり、最後に「何でも聞いてください!」と接しやすくなりそうな言葉を添えるようにはしていますね。 ただ、リモートワークにはみなさん慣れたものというか、サイオスでは当たり前の環境としてあるので、私に限らずそういった工夫は随所に見られるんじゃないでしょうか。文字ベース+オンライン+対面をハイブリッドで日々うまく使っているかなと思います。
ーリモートだと、より丁寧な対応やちょっとした気遣いが大事ですよね。

今後の展望
デザイナーとしての経験を活かして、ユーザー視点を大切にしたフロントエンドエンジニアに成長したいと考えています。技術的にはまだ足りない部分が多いので、日々新しい知識を吸収して、デザインとエンジニアリングの架け橋となれるように学び続けたいと思っています。今後はUI/UXに強いエンジニアとして、ユーザビリティを意識した質の高い実装を目指して、チーム全体の成長にも貢献できる存在になりたいです!
1日の流れ(とある一日)
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9:00
業務開始
メール、Slack、Backlogで1日のタスクを確認。 サイト保守・運用の作業依頼を確認し、対応します。 -
10:00
Mtg
チーム内での朝会。Slackに流れている情報を共有したり、メンバー間でタスク進捗の確認&相談などをします。 -
10:15
開発
コードを書くなど、開発タスクを消化します。 -
12:00
お昼
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13:00
開発
午前の続きのコーディング作業を進めます。 -
15:00
Mtg
プロジェクトのMtgで、メンバー間の進捗の報告や課題の相談。 -
16:00
作業
自社コーポレートサイトのアクセス解析レポートの作成。
Google AnalyticsやLooker Studioを使い、アクセス状況などをレポートに記載します。 -
17:30
業務終了
お疲れ様でした!
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