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エンジニア

Profile

エンジニア/2007年中途入社/武井 宜行
現在は、認証基盤構築、クラウドインテグレーション、OSSを利用したシステム構築を担当する傍ら、Microsoft Valuable Professional for Microsoft Azureとして「最新の技術を楽しくわかりやすく」をモットーに、ブログ(SIOS Tech.Lab)や動画(YouTube「サイオステクノロジーエンジニアチャンネル」)等で情報発信も精力的に行っている。
趣味は体を動かすこと。リモートワーク環境を活かし、始業前に毎朝10kmランニング。終業後はスカッシュに興じることも。冬場はスキーなども楽しんでいる

※所属は2022年12月インタビュー時点

エンジニアは、情報発信してIT業界に”Give”すべし!

ー入社後、携わった業務について教えて下さい。

入社後、一貫してWebアプリケーション開発を行っています。AWS、Azure等のクラウドが流行するようになったのを機に、クラウドネイティブなシステム導入や、シングルサインオンなどの認証関連のシステム導入や製品開発を行っています。

ー今の仕事のやりがいは何ですか?

自分が設計したものが、思い通りに動いた時は嬉しいです!
クラウドって、作ったり、削除したり試行錯誤が簡単なんですよね。
新しいテクノロジーをすぐに試してトライ&エラーできるっていうのが、やりがいです。やっぱりテクノロジーが好きでこの会社に入ったので、そういう時にやりがいを感じます。

あとは、情報発信。「自分で学んだ技術は発信してなんぼ!」が僕の上長である執行役員のポリシーでして、それに即してエンジニア向けの情報提供をしているんです。これは当社独特のカルチャー、姿勢だと思います。

ブログを書いたり、イベントで登壇すると、その内容に対して色んな方からすぐに反響やフィードバックを貰えるんです。Twitter上で「武井さんのブログ、めちゃめちゃ分かりやすかったです!」といった感謝、称賛のコメントを貰えると、本当にうれしいですね。

僕のアウトプットって、小難しい話ではなくて、これから技術者のキャリアをスタートするような入門者向けの情報提供をメインにやっていて、そういった方々にとって「取っ掛かり」となるような情報をお届けしているんです。そこで「これでやっと理解できました!」とか「面白かったです!」といったフィードバックを貰えるのは、すごくうれしいし、やりがいになっています。

こうした活動を促進してくれている職場環境にも感謝していますね。

Interview

ー情報発信を始めたきっかけは?

元々学生時代に演劇をやっていて、自分を表現するのが好きなんです。で、先ほどの執行役員のアドバイスを元にブログ記載などを始めたんですけど、やってみたら、これが面白かったんですよね。
僕が就職したころのIT業界って、あまり技術情報をオープンにしなかったんです。なので、僕が積極的に情報発信を始めると、全国の色んな人からフィードバックが沢山あって、それがすごく楽しかった。

それと、自分で情報発信をするためには、人に分かりやすく説明できなくてはいけない訳ですよね。「自分が理解した」と「人に説明できる」とでは大きなハードルがある。理解したつもりのことでも、人に説明しようとすると、上手く出来ない

そこで初めて、自分が深く理解できていなかったことに気づく。だから、人に説明するためにもっと勉強する。そうした深い次元の学びへのきっかけにもなりました。

人に説明できるレベルでなければ、その技術を理解したことにならない。人に説明すれば、自分の技術力も自ずと向上する、と気づきました。

Microsoft MVP の受賞

-それらの活動がMicrosoft MVP(※)の受賞に繋がったと。そのきっかけは?
(※注釈:Microsoft MVPとはMicrosoft社に関連する技術コミュニティにおいて大きく貢献した人物を表彰する制度で、武井はMicrosoft Azureのカテゴリで2020年以降3年連続MVPに選出)。

最初、シアトルのMicrosoft様の本社に、海外出張で行ったんです。そこで働いてる日本人社員の方に「MVPっていう制度があるんですけど、武井さん興味ありますか?」と教えて頂いたのがきっかけです。

当時、憧れのエンジニアがMVPを持っていて、自分なんかはそんなレベルじゃないかなとも思ったんですけど、チャレンジしてみようかなと思って。

ーそこから取得まではスムーズに?

いいえ、他のMVPの方の経歴や実績を見たところ、僕なんてまだまだ遠く及ばない事を実感しました。

ただ、そこでめげずに、どうすればMVPになれるかを聞いて、書きためていたブログをSNSでアピールしたり、雑誌に記事を書いたり、色んなセミナーで登壇したり等々、アウトプットをとにかく積極的にアピールをしたんですよね。

そうしたら、Microsoft様の社員の方から声をかけてくださり「推薦したい」となって。そこからは、とんとん拍子で話が進みました。

このタイトルを持っていれば、周囲の人の反応も変わり自分の意見を尊重してくれるようになると思ったので、タイトル取得を意識して日々、活動していました。

その目標を抱き、当社独特の情報発信カルチャーの下、5~6年間くらいコツコツとアウトプットを継続したことが実を結んで評価されたんだと思います。

ーMVPを取得してからの感慨はありますか?

僕は、こうした情報発信は、普段からお世話になっている技術コミュニティや、個々の会社の枠を超えて有益な情報を提供し合っているエンジニア仲間への ”Give and Take” の ”Give” だと思っています。

IT業界やコミュニティへの「貢献」であり、もっと言えば僕が ”Take” させてもらった他のエンジニアの皆さんへ「還元」をしていきたい。そういう思いでやっています。

Engineer

フットワーク軽くスピード感を持って、お客様のため

ーサイオステクノロジーについて、良いと思う所はありますか?

新しいテクノロジーを取り入れるスピードと、フットワークの軽さですね。

エンジニアが個人で面白い技術を見つけても、実際の案件に採用するのって、大きな企業だとすごくハードルが高いんですよね。色んな調整、根回しが果てしなく続く。

でもサイオステクノロジーは、個人が情報収集して見つけた技術が本当に有益なものだと分かったら、会社としてすぐ案件に採用してくれるんですよ。この風土なら、自主的に学ぶモチベーションもすごく大きくなりますよね。

技術の実装に至るスピード、フットワークの軽さがあり、その風土によってエンジニアの勉強熱心さが培われ、その結果、他社にはないハイクオリティのサービスを提供できるというサイクルが、サイオステクノロジーならではの強みだと思います。

ーサイオステクノロジーでの仕事の原動力は?

お客様からの直接の感謝ですね!前職の大規模SIerに在籍していた時は、自分とお客様との距離が遠く感じられたので、その頃にはこうした思いはあまり抱けなかったんです。

とあるプロジェクトで、お客様と一緒になって「ああでもない、こうでもない」と非常に苦労しながら試行錯誤したことがあります。自分なりの理解を図式化して「この図でイメージ合ってますか?」「そうですそうです!、合っています!」みたいなやり取り(笑)。お客様と意識が通じ合う瞬間が僕は楽しかった。

すると、僕の担当フェーズが終了する最終日に、みなさんが立ち上がり、ズラっと並んでお礼を言ってくれたんですよ。

お客様から直接、こんなにもあたたかな感謝をもらえた経験はなかったので、それがものすっごく嬉しくって!
誰かの役に立つことは大きな原動力になると強く実感しました。

テクノロジーとアウトプットが譲れない信念

ー仕事をする上で大切にしていること、価値観は?

「テクノロジー」と「アウトプット」が仕事をする上で大切にしている信念です!

アウトプットはすごく大事なことで、僕は各所で「アウトプットの大切さ」というのも発信させてもらっています(参考動画:『アウトプットはイイぞ 〜武井が伝える!人生折り返し地点からの情報発信で学びが楽しくなった話〜』)。

テクノロジーでいうと、技術って自分の中に閉じ込めるのではなく、これからの時代はどんどんオープンにしていって、色々な人に技術を公開することによって業界全体が活性化してくーーいわゆるオープンソースの考えに基づくことをやる!ってことですよね。それらは誰かの役にも立つし、自身の技術力向上にもなります。公開された情報に自分も助けられることもありますしね。

ちなみに、最近はリモートワークが中心になり、動画によるオンラインでの配信にも注力をしています。Microsoftが提供するクラウドサービスである「Azure」に関するわかりやすい動画「世界一わかりみの深いクラウドネイティブ on Azure」も、これを機にはじめました。1ヶ月に1〜2回定期的に配信しています。

配信環境にも力を入れています。動画による配信は、ライブイベントと比べて臨場感が伝わりにくいため、視聴者を飽きさせない仕組みが必要になります。そこで、Webカメラを一眼レフに変えて高画質化したり、カメラを複数台配置してアングルを変えたり、画面の切り替えをスムーズにするためにビデオスイッチャーを使うことにより、ライブと遜色のない臨場感を演出するための工夫をしています。

1日の流れ(とある一日)

公私ともに充実した生活で、ワークライフバランスを実現しています!

求職者へのメッセージ

エンジニアのみなさんにお伝えしたいのは「技術を好きになって欲しい!!」ということ。好きっていうのは一番の才能・原動力で、これがあれば誰から教わるでもなく自分から能動的に学んでいけるんですよね。これまで色々なエンジニアを見てましたが、「できるエンジニア」「できないエンジニア」の差って、圧倒的に技術が好きか、そうでないかだったんですよ。持っている素質はほとんどみんな変わらない。だからこそ「技術を好きになってください!」と僕は言い続けています。

そしてサイオステクノロジーは最新の技術を存分に楽しみたいという方にとっては、最高の環境だと思っています。当社はいわゆる ”サラリーマンSE” というよりも、技術を「心から愛する人」「熱量が高い人」が多いので、技術について楽しく議論することもできます。
また、自身の裁量でできる部分も多く、非常にモチベーションも上がります。

是非私たちと最新のテクノロジーでなにか面白いことをしましょう!!

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