Open source software Red Hat Enterprise Linux 製品詳細
レッドハット製品 - Red Hat Enterprise Linux
Red Hat Enterprise Linuxにはサーバー製品、デスクトップ製品、アドオン製品の3つのカテゴリーがあります。
関連情報(Red Hat社サイト)
製品・バージョン関連情報
サポート関連情報
主要なハードウェアプラットフォームをすべてサポートし、多くのアプリケーションをサポートしているRed Hat Enterprise Linuxは、全世界で企業やデータセンターの標準となっています。
バージョン比較表 Red Hat Enterprise Linux製品サブスクリプションの定義に基づいたServer製品のサポート制限
Version 3 | Version 4 | Version 5 | Version 6 | ||||
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AS | ES | AS | ES | Advanced Platform |
Server | Server | |
最大物理CPU/ソケット数 [※1] |
無制限 | 2 | 無制限 | 2 | 無制限 | 2 | サブスクリプションによって変化 |
最大メモリ容量 | 無制限 | 8GB | 無制限 | 16GB | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
最大仮想化ゲスト/インスタンス数 [※2] |
N/A | N/A | N/A | N/A | 無制限 | 4 | 1/4/無制限(サブスクリプションによって変化) |
ストレージ仮想化(Red Hat GFSとRed Hat Cluster Suiteを使用) | N/A | N/A | N/A | N/A | あり | なし | オプション |
付属しているRed Hat Networkモジュール | Update Module | Update Module | Update Module | Update Module | Update Module | Update Module | Update Module |
[※1]
Red Hatでは物理CPUをソケットと等価として定義しているため、購入すべきサブスクリプションを決定する際、マルチコアおよび/またはハイパースレッディングCPUは1ソケットとしてカウントします。
[※2]
Red Hat Enterprise Linuxに含まれる仮想化機能を使用する場合
Red Hat Enterprise Linux for Server
用途 | ミッションクリティカルコンピューティング環境でのLinuxプラットフォーム利用 |
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特長 | x86、Power、およびメインフレームにわたる標準化により、運用と開発の負担軽減を実現。Power7の最新機能およびLPARによるハードウェアパーティショニングをサポート。 |
Red Hat Enterprise Linux for IBM POWER
用途 | IBM POWER®システム上でのLinuxプラットフォーム利用 |
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特長 | x86、Power、およびメインフレームにわたる標準化により、運用と開発の負担軽減を実現。Power7の最新機能およびLPARによるハードウェアパーティショニングをサポート。 |
Red Hat Enterprise Linux for HPC
用途 | 学術分野のユーザー向け |
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特長 | 軽量なコンポーネントセット、優れたハードウェア検出/モニタリング機能、集中型の認証/ロギングサービス、高速のI/Oなど、HPCグリッドインフラストラクチャノードを前提として設計されたパッケージ。 |
Red Hat Enterprise Linuxの強固でセキュアな基盤と、オープンソースコミュニティーで開発されたエンドユーザーアプリケーションおよび機能をRed Hat Enterprise Linux Desktopは、デスクトップPCやノートPC環境で利用いただけます。
バージョン比較表 Red Hat Enterprise Linux製品サブスクリプションの定義に基づいたDesktop製品のサポート制限
Version 4 | Version 5 | Version 6 | |||||
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Workstation | Desktop | Desktop | Desktop with Workstation option |
Desktop with Multi OS option |
Workstation | Desktop | |
最大物理CPU/ソケット数 [※1] |
2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 |
最大メモリ容量 | 無制限 | 4GB | 4GB | 無制限 | 4GB | 無制限 | 8GB |
最大仮想化ゲスト/インスタンス数 [※2] |
N/A | N/A | N/A | N/A | 4 | 1 | 1 |
ストレージ仮想化(Red Hat GFSとRed Hat Cluster Suiteを使用) | N/A | N/A | なし | なし | なしo | なし | なし |
付属しているRed Hat Networkモジュール | Update Module | Update Module | Update, Management, & Provisioning modules | Update, Management, & Provisioning modules |
[※1]
Red Hatでは物理CPUをソケットと等価として定義しているため、購入すべきサブスクリプションを決定する際、マルチコアおよび/またはハイパースレッディングCPUは1ソケットとし てカウントします。
[※2]
Red Hat Enterprise Linuxに含まれる仮想化機能を使用する場合
Red Hat Enterprise Linux Workstation
用途 | 上級Linuxユーザー向け |
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特長 | Desktopバリエーションで提供されるツールに加えて、Workstationバリエーションは、スタンドアロンの開発環境をサポート。 |
Red Hat Enterprise Linux Desktop
用途 | 個別作業を行うユーザー向け |
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特長 | Linuxの特長である協力なセキュリティに加えWindowとの相互運用が可能なデスクトップアプリケーション、高いユーザーエクスペリエンスを実現。 |
Red Hat Enterprise Linuxにアドオン製品を追加し、機能拡張することで、ご使用のアプリケーション環境を特定のコンピューティング要件に合わせて調整することができます。
アドオン製品の対応表
アドオン製品 | 対応製品 |
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High-Availability | Red Hat Enterprise Linux Server |
Resilient Storage | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node |
Load Balancer | Red Hat Enterprise Linux Server |
Scalable File System | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node, Red Hat Enterprise Linux for HPC Compute Node |
High Performance Network | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node |
Smart Management | Red Hat Enterprise Linuxの全バージョンで使用可能 |
Extended Update Support | Red Hat Enterprise Linux Server、Red Hat Enterprise Linux for IBM System z、Red Hat Enterprise Linux for IBM POWERで使用可能 |
High Availability
用途 | 可用性関連 |
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特長 | オンデマンドのフェイルオーバー機能によって、アプリケーションの高可用性を実現し、仮想ゲストに対しても設定可能。Apache、MySQL、PostgreSQLといった既製アプリケーションのフェイルオーバーをサポート。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server |
Resilient Storage
用途 | 可用性関連 |
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特長 | 同じストレージデバイスに対して最大16ノードのサーバからの同時アクセスが可能。Microsoft Windows環境でのファイル共有サーバーであるSambaのクラスタ化によるスケールアウトを実現。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node |
Load Balancer
用途 | 可用性関連 |
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特長 | Webサービス、データベース、ネットワーキング、ストレージの冗長性を実現。仮想アドレスの作成によるサーバーの追加/削除、バランシングアルゴリズムの変更などをブラウザーベースのGUIによって調整可能。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server |
Scalable File System
用途 | スケーラビリティ関連 |
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特長 | 16TBを超える規模のファイルシステムサポートを提供。 64ビットジャーナリングや高度なロックアルゴリズムなどの先進機能を搭載。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node, Red Hat Enterprise Linux for HPC Compute Node |
High Performance Network
用途 | スケーラビリティ関連 |
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特長 | システムコールとカーネルコールをバイパスしてデータをリモートシステムのメモリーに直接転送することにより、CPUオーバーヘッドを軽減するRoCE(*Remote directory memory access over Converged Ethernet)を実現。 低遅延が要求される高速データ処理アプリケーション、クラスターロックの高速化、分散型システムにおけるアプリケーションのスケールアップに最適。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server, Red Hat Enterprise Linux for HPC Head Node |
Smart Management
用途 | 運用・管理関連 |
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特長 | Red Hat NetworkとRed Hat Network Satellite用のマネージメント、モニタリング、およびプロビジョニングサポートモジュールを含む。 このアドオンを追加すると、Red Hat Enterprise Linuxシステムを簡単にプロビジョニングし、単一組織と多組織の両方の構成でシステムアップデートを管理することが可能。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linuxの全バージョンで使用可能 |
Extended Update Support
用途 | 運用・管理関連 |
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特長 | 特定バージョンのスナップショットを継続利用するお客様向け拡張アップデートサポート。通常18カ月のアップデートサポート期間の延長、重複したリリースサポートの提供。 |
対応製品 | Red Hat Enterprise Linux Server、Red Hat Enterprise Linux for IBM System z、Red Hat Enterprise Linux for IBM POWERで使用可能 |
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