Open source software Red Hat Enterprise Linux ミッションクリティカル

レッドハット製品 - Red Hat Enterprise Linux

ミッションクリティカル向けサポート

ミッションクリティカルなシステムとは?
これまでは、障害発生による中断や停止が発生した場合に社会的影響の大きい、通信、交通、金融、医療などの基幹システムを指すことが多かったのではないでしょうか。
今日のエンタープライズIT環境においては、社内メールサーバーをはじめ、内部DNSサーバー、業務アプリケーションサーバー、情報発信のための外部公開WEBサーバーなどもミッションクリティカルなシステムと考えられています。

10年サポート

Red Hat Enterprise Linuxの主要バージョンのライフサイクルは、最長で10年間、レッドハット社によるテクニカルサポートと保守が保証されているため、ミッションクリティカルなシステムにおいても安心して、ご利用いただけます。

Premiumサポート

Red Hat Enterprise Linuxをミッションクリティカルなビジネスプラットフォームとしてご活用いただくために、24時間365日のテクニカルサポートレベルを用意しています。
Premiumサポートでは、Standardサポートのサービス内容に加え、土日・祝日を含む24時間365日電話及びWEBからレッドハット社のエンジニアと直接話すことができます。

Premiumサポートでは年間サポート時間が約4倍に!!

Premiumサポートでは年間サポート時間が約4倍に!!

Premiumサポートのメリット

  • 24時間のハードウェア保守時間帯と合わせることで安心なシステムを実現
  • Standardサポートの約1.6倍の価格で、4倍以上のサポート時間に対応
  • 定期メンテナンスや計画的なアップデートなど、通常営業時間ではないタイミングで行われるメンテナンス時にも対応可能

ポイント

24時間365日 ミッションクリティカルシステム運用要求に応える
ミッションクリティカルシステムを運用する場合、ハードウェアの保守時間と、ソフトウェアの保守時間を合わせ、ハードウェア・ソフトウェアどちらかが障害を起こした場合、複合した障害の場合…全てのパターンに対応できる体制を用意することがポイントです。
24時間365日のサポートを提供するRed HatのPremiumサポートは、ミッションクリティカルシステムの実現に必要不可欠です。

Standardサポートとのサービス比較

Standard Premium
対象時間 平日9:00~17:00
(土日祝日は除く)
24時間×7日/週サポート
(17:00~翌9:00対応は重大度1と2の場合のみ)
サポートチャネル Webサイトおよび電話 Webサイトおよび電話
ケース件数 無制限 無制限
応答時間 初期/継続応答時間 初期応答時間 継続応答時間
重大度 1 1 営業時間 1 時間 1 時間またはお客様との合意による
重大度 2 4 営業時間 2 時間 4 時間またはお客様との合意による
重大度 3 1 営業日 4 営業時間 8 営業時間またはお客様との合意による
重大度 4 2 営業日 8 営業時間 2 営業日またはお客様との合意による

重大度 1 は、プロダクションの用途で利用するソフトウェア製品の使用に致命的に影響する問題です。本番運用システムにおけるデータ損失の発生や本番運用システムがダウンしているといった場合が含まれます。これはお客様の業務運営が停止しており、かつ回避手順が存在しないという状況に相当します。
重大度 2 は、プロダクションの用途で利用するソフトウェア製品が機能しながら、その能力が大幅に低下するような問題です。これはお客様の業務運営と生産性に対して重大な影響を引き起こし、かつ回避手順が存在しないという状況に相当します。
"プロダクションの用途" は本番運用システムにおいてソフトウェアを利用する事を意味します。本番運用中のデータ、アプリケーションの用途を対象とします。開発中ないし試作中におけるソフトウェアまたはハードウェアの用途は対象になりません。

Extended Lifecycle Support(RHEL ELS)

Red Hat Enterprise Linuxは、通常2~3年ごとに新しいメジャーリリースが提供されます。各メジャーリリースは、運用フェーズ1、2、3(フェーズによりサポート範囲が異なります)を経て、少なくとも7年、Red Hat Eterprise Linux5 及び6 に関しては、標準で10年のライフサイクルが保証されます。
また、さらに3年間の延長ライフサイクルフェーズ(ELP)があります。この間は、Red Hat カスタマーポータルにアクセスして、以前にリリースされた内容や、ドキュメント、Red Hatナレッジデータベースなどのコンテンツを利用いただけます。
ELP期間、Extended Lifecycle Suport(RHEL ELS)をアドオンオプションとして購入いただくことで、最大で3年間あらたにリリースされたセキュリティ・バグフィクスErrataの利用、及びあらたな事象に対するテクニカルサポートをご利用いただけます。

Red Hat Enterprise Linux 4のライフサイクル

Extended Lifecycle Support
(ELS)アドオン
Production1
(approx.4years)
Production2
(approx.1years)
Production3 
(approx.2years)
Extended Life Phase
(approx.3years)
Year1 Year2 Year3 Year4 Year5 Year6 Year7 Year8 Year9 Year10

※ライフサイクルに関する詳細は、こちらをご確認ください。

サポートレベル

  • Red Hat Enterprise Linux Production3(運用フェーズ3)と同範囲
  • 電話/メールによる技術サポート
    Red Hat Network(カスタマーポータル)を通じた、セキュリティErrataおよび重大でクリティカルなバグフィクスErrataの利用
  • 重大でクリティカルなバグフィクスErrataの利用

サポート対象

  • コアパッケージ群に限定(オフィスツールや、Cluster Suite、GFS、Layered Productは対象外)
  • Desktop/WS製品は対象外

サービス提供期間

  • バージョン4:2014/02/14 ~ 2017/03/31

ライフサイクルのフェーズとサービス内容

説明 運用 1
フェーズ
運用 2
フェーズ
運用 3
フェーズ
延長ライフ
サイクル
フェーズ
Extended Lifecycle Support
(ELS) アドオン
以前にリリースされた内容へのカスタマーポータルからのアクセス
カスタマーポータルを利用するセルフサポート
テクニカルサポート 無制限 無制限 無制限 制限付き 無制限
非同期のセキュリティ修正 ×
非同期のバグ修正 ×

ポイント

ELS: 長期運用ミッションクリティカルシステムの必須アドオン
延長ライフサイクルフェーズ(Extend Life Phase: ELP)の期間は、製品のライフサイクル期間内ですが、テクニカルサポートの提供はごく一部のみとなり、アップデートパッケージは提供されません。
運用3フェーズを超えるミッションクリティカルシステムの運用には、同期間においてもテクニカルサポートや修正パッケージを提供する、延長ライフサイクルサポートアドオン(Extended Lifecycle Support : ELS)が必要となります。

Extended Update Support(RHEL EUS)

Extended Update Support(EUS)は、Red Hat Enterprise Linuxのマイナーリリースのサポート期間を最大で24ヶ月間利用できるアドオンオプションです。EUSを利用することで、新しいハードウェアへのリプレイスを含め、Red Hat Enterprise Linuxの新機能を利用する時期をお客様が柔軟に決めることができます。

Red Hat Enterprise Linuxサブスクリプションでは、利用可能な全てのセキュリティ修正(Red Hat SecurityAdvisory:RHSA)と、バグ修正(Red Hat Bug Fix Advisory:RHBA)は、現在アクティブなマイナーリリースに対して提供され、その期間は次のマイナーリリースが出るまでです。EUSは、特定のマイナーリリースについて、その終了後に提供される重大影響度のRHSAと、一部の緊急優先度のRHBAが個別に延長され、以降のマイナーリリースと並行して継続されます。

Red Hat Enterprise Linux6.1(2011年5月リリース)
EUSをご利用いただくことで、2013年5月までサポートが延長されます。

Red Hat Enterprise Linux6.1(2011年5月リリース)EUSをご利用いただくことで、2013年5月までサポートが延長されます。

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