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クラウド製品・サービス ベンダーロックインのないオープンなクラウドIaaS基盤を実現するOpenStack

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform製品サービス

OpenStackは、オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群です。ベンダーロックインのないオープンな、あらゆるタイプのパブリッククラウド/プライベートクラウド基盤のための標準クラウドコンピューティングプラットフォームを作り上げることを目的に開発されています。IaaS基盤ーー『仮想マシン』と『ストレージ』、『ネットワーク』といった、基盤となるリソースを提供するクラウド環境の構築ができます。機能別にソフトウェアをモジュール化して開発が進められており、互いに相互連携可能な仕様になっています。OpenStackは複数のサービスコンポーネントで構成されています。

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformの特徴

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformの特徴

Red Hat社は、OpenStackコミュニティの維持と開発管理を行っているOpenStack Foundationのプラチナメンバーです。そしてOpenStack向けに最適化されたRed Hat Enterprise Linuxと合わせてOpenStackを提供することで、エンタープライズ向けのソリューションを提供しています。

コミュニティ版のOpenStackを企業で採用するには、構築、サポート等様々なノウハウも必要となりますが、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform なら、Red Hat社がOpenStackコードと基盤となるLinux プラットフォーム、そしてサポートを提供するため、安定したIaaSプラットフォームの導入、運用を安心して行うことができます。

RHELによるセキュアな基盤

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とOpenStackプラットフォームを組み合わせ、クラウド基盤を提供していますが、RHELは米国国防総省や米国国立標準技術研究所などから最高レベルのセキュリティ認定を受けているLinuxプラットフォームです。

エンタープライズに求められるサポート

OpenStackは現在、コミュニティから最新バージョンが6カ月に1回リリースされます。開発コミュニティであるOpenStack Foundationによる更新はバージョンリリース後1年で終了します。Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformは、ディストリビューションに対して3年間の更新およびサポートを提供しています。 
サポート種類は、通常の平日9時~17時対応の「スタンダードサポート」と、土日を含めた24時間対応の「プレミアサポート」の2種類が提供されます。企業のニーズに合わせてサポートを選択する事が可能です。

トレーニング、認定制度

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformには、『Red Hat OpenStack Administration コース』 などの実機によるハンズオンをともなうトレーニングコースが用意されています。また『Red Hat Certified OpenStack Administrator Exam』といった 認定試験もあり、ここ数年にわたり多くの国内技術者が合格しており、現在もその数は増えています。社内の技術者に限らず、育成された技術者が広範囲で存在しているーそれを活用できる事もRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformの特徴です。

国内でも大規模なエコシステム展開

『仮想マシン』と『ストレージ』、『ネットワーク』といった基盤となるリソースを提供するクラウド環境を構築するためのOpenStack、だからこそストレージやネットワーク製品を提供するISV、IHV、サービスプロバイダーとの連携は、採用する企業側にとっても重要なポイントになります。
レッドハット社は日本国内でも、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformの展開に関連し、10社以上のテクノロジーパートナーとの、レファレンス・アーキテクチャに関する協業を発表しています。 

<関連情報>
2015年2月開催OpenStack Daysでサイオステクノロジー ブースで紹介(協力 ネットワールド)

Linux ゲストOS無制限利用を可能にするリーズナブルな価格も提供

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformには、Linux(RHEL)をゲストOSとして利用する際、ノード上でゲストOSが無制限に利用可能な価格が用意されています。個別にOSを購入する必要がありません。このサブスクリプションを利用すれば、OpenStack環境を構築した際、仮想マシン立ち上げにおけるゲストOS分のサブスクリプション管理も簡素化されます。

<参考価格>
名称 価格
RHEL OSP (with RHEL Unlimited Guest)
無制限ゲストOS利用
(2ソケット、Standard、1年契約)
448,400円
RHEL OSP for Controller Node (without Guest OS)
ゲストOS利用を含まない
(2ソケット、Standard、1年契約)
279,400円

Red Hat Enterprise Linux Open Stack Platformについてのお問い合わせ

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 各コンポーネントの紹介

コンポーネント 概要
Keystone:
アイデンティティ管理:
認証機能を提供します。認証機能、サービスカタログ機能、ロールベースのアクセス制御を提供します。
Glance:
イメージ管理
仮想マシンイメージの管理を行います。新規サービスのテンプレート・イメージの登録を行えます。バックエンドにSwift(オブジェクト・ストレージ機能)を使用するなど、その他のストレージにも対応しています。
Neutron:
ネットワーキング
仮想ネットワーク管理機能を提供します。
プラグインアーキテクチャが採用されており、仮想ネットワークの作成を外部のプラグイン・モジュールに移譲することができます。このしくみによって各SDN(Software Defined Network)製品は、Neutronからの指示を受け取るためのAgentを提供することで、OpenStackとの連携を行います。 標準でOpenStackに含まれる「Open vSwitch Plugin」を利用すると(外部のSDN製品を使用せずに)Linuxサーバ上のOpen vSwitchを利用して、仮想ネットワークを構成することができます。
Nova:
インスタンス管理
仮想マシンの配置決定と起動・停止処理、ノード上の仮想マシンの管理を行います。
Cinder:
ブロック・ストレージ
ブロックボリュームを提供します。
スナップショットの取得、ボリュームのアタッチを行います。標準的な実装では、Linux LVMおよび iSCSIソフトウェアターゲットを使用しますが、外部のiSCSIストレージ装置をバックエンドで接続、コントロールする役割も持ちます。ブロックボリュームは、仮想マシンインスタンスを停止してもそのままデータが残るので、永続的なデータ保存領域として使われます。
Ceph、NetAppなど各種ストレージ向けプラグインも存在します。
Swift:
オブジェクト・ストレージ
オブジェクト・ストレージを提供します。ファイルの格納、取得をユーザに許可します。データレプリケーションを提供します。
Horizon:
GUIコンソール
OpenStackコンポーネントへのアクセスにweb GUIを提供する、全コンポーネントへの管理コンソールの役割を果たします。それぞれのコンポーネントへのシンプルなアクセスとコントロール設定を行うことができます。システム管理者向けのツールです。
Heat:
仮想マシンインスタンスのオーケストレーション
クラウド上のリソース配置やシステム構成をテンプレートにより定義し、システムの構築を自動化する仕組みであり、仮想リソースの自動プロビジョニングを提供します。リソースの依存関係も指定でき、OpenStackのメータリングサービスであるCeilometerと連携することでオートスケールを実現できます。
Ceilometer:
課金情報収集
各リソースの使用状況を収集するメータリング機能を提供します。これによって課金の仕組みを実現することが可能になります。たとえばSwift(オブジェクト・ストレージ)から、オブジェクト数、総容量(Byte)、アップロードバイト数、APIリクエスト数などを収集できます。

技術仕様

RHEL OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linux用に認定されたサーバープラットフォーム上で動作します。さらに、特定のサーバーロールには 次のような最小要件があります。(RHEL OSP 6に基づく)

コンピュートノード

  • 64ビット x86 プロセッサー
     (Intel 64 または AMD64 CPU 拡張機能および AMD-V または Intel VT ハードウェア仮想化拡張機能対応サポート)
  • 2GB以上のRAM (推奨)
  • 50GB以上のディスク空き容量 (推奨)
  • 1Gbpsネットワークインターフェースカード ×2

コントローラーノード

  • 64ビット x86プロセッサー (Intel 64 または AMD64 CPU 拡張機能に対応)
  • 2GB 以上のRAM (推奨)
  • 10GB 以上のディスク空き容量 (推奨)、ブロックストレージサービスを提供するノードではさらに多くの空き容量が必要。詳細については、マニュアルを参照
  • 1Gbps ネットワークインターフェースカード ×2

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  • 詳しい製品内容はRedHatサイトへ

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