サイオステクノロジー、「柔軟な働き方が企業にもたらす影響に関する実態調査」を実施

2025年4月24日

サイオステクノロジー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー）は、ProFuture株式会社が運営する人事ポータルサイト「HRPro（https://www.hrpro.co.jp/）」を通じて、上場および非上場企業の人事責任者・担当者を対象に、「柔軟な働き方が企業にもたらす影響に関する実態調査」を実施し、280名から回答を得ました。

【調査の背景】
働き方改革に加え、コロナ禍をきっかけにリモートワークが普及し、働き方の選択肢は以前と比べて大きく広がりました。コロナ禍を経た今、従業員にとって職場における柔軟な働き方の重要度は高まっています。このようなニーズもあり、社会においてリモートワークと出社を組み合わせたハイブリッドな働き方が浸透しはじめています。そこで今回、リモートワークやハイブリッドワークの実態や柔軟な働き方が企業にもたらす影響について調査を実施しました。

【調査の内容】
導入している働き方、リモートワークやハイブリッドワークの利用率、得られた効果や課題など、15問を用意し、クロス集計を実施しました。

【調査結果のサマリー】

• 出社回帰による「ハイブリッドワーク」がトレンド化、働き方の変化で顕在化する課題
  リモートワークと出社を組み合わせた「ハイブリッドワーク」は、65％の企業が導入していると回答しました。なかでも従業員数1001名以上の大企業では、「ハイブリッドワーク」の導入率が87％と一般化している様子が見てとれます。また、従業員数301～1000名以下の中堅企業や300名以下の中小企業でも、半数以上が「ハイブリッドワーク」を導入しています。
  【図表1】現在導入している働き方（全体／企業規模別）
  現在のハイブリッドワークやリモートワークに関する課題では、「コミュニケーションの不足」（63％）や「業務状況の把握」（50％）、「従業員のコンディション把握」（44％）などが上位に挙げられています。ハイブリッドワーク下では、従業員同士の関わり方も大きく変化し、社内のコミュニケーションや業務状況・健康状態の把握が難しい状況がうかがえます。
  【図表4】現在のハイブリッドワークやリモートワークについて感じている課題（全体）
• Z世代にとって「柔軟な働き方」は企業選びの“必須条件”、内定辞退・離職防止に向けて社内制度の見直しが急務
  「Z世代は『ハイブリッドワーク等の柔軟な働き方の制度があること』を企業選びの軸として重視していると思うか」という設問には、75％（かなり重視している：20％、重視している：55％）の企業が「重視している」と感じると回答しました。
  【図表5】Z世代は、「ハイブリッドワーク等の柔軟な働き方の制度があること」を企業選びの軸として重視していると思うか
  
  また、「実際にリモートワークやハイブリッドワークへの対応が要因となって、内定あるいは採用プロセスで『辞退』を経験したことがあるか」という設問では、「（辞退を経験したことが）ある」という企業は全体で15％でした。大企業では5％ですが、中堅企業では32％と大企業の約6倍に跳ね上がる特徴的な結果となりました。
  【図表6】リモートワークやハイブリッドワークへの対応が要因となって、内定あるいは採用プロセスで「辞退」を経験したことがあるか（全体／企業別）
• 進まない“出退勤状況の可視化”
  本来、出社とリモートワークが混在するハイブリッドワークでは出退勤状況の厳正管理と可視化が必要不可欠ですが、調査結果では半数近くの企業で可視化に向けた対応が進んでいませんでした。
  【図表8】現在、リモートワークやハイブリッドワークのステータスを含む、従業員の出退勤の状況を可視化しているか（全体）
  
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【調査概要】
調査テーマ：「柔軟な働き方が企業にもたらす影響」に関する実態調査
調査期間：2025年2月14日～27日
調査方法：インターネットリサーチ
調査地域：全国
調査対象者：上場および非上場企業の人事責任者・担当者
回答数：280

【調査結果】
調査結果は以下からダウンロードできます。
https://mk.sios.jp/YourDesk_hrpro_research

■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaSの販売とサービスを行っています。直近では、クラウドをはじめとするDXの技術領域に注力し、AIの活用支援や次世代を支える製品とサービスを提供しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

■お客様のお問い合わせ先（記事掲載の場合はこちらをご利用ください）
サイオステクノロジー株式会社
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Email：yourdesk_media@sios.com
お問い合わせフォーム：https://www.yourdesk.jp/contact/

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