サイオステクノロジー、ワークフロー「Gluegent Flow for Microsoft 365」で申請内容をExcelに自動出力できる新機能を提供開始
プレスリリース2023年12月14日
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)は、2023年6月よりβ版として提供開始したクラウド型ワークフロー「Gluegent Flow for Microsoft 365」の新機能「Excel最終行追加機能」の正式版を2023年12月20日より提供開始します。
【開発の背景】
令和4年に実施された総務省統計局の労働力調査*1によると、労働力人口(15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口)は、2022年平均で6902万人と、前年に比べ5万人の減少(2年ぶり)、15~64歳の労働力人口は、2022年平均で5975万人と、前年に比べ6万人の減少となったことが明らかになっています。また、日本銀行の第198回全国企業短期経済観測調査*2によると、雇用人員判断DI(全産業)はマイナス33%と深刻な人手不足に直面していることがうかがえます。
今後さらなる人口減少が続き、人手不足が深刻化すると見込まれるなか、企業は業務プロセスの見直しによる業務効率化やデジタル化による生産性向上を図るためのDX推進が重要となります。
このたび、サイオステクノロジーはワークフロー導入によるペーパーレス化実現にとどまらず、さらなる企業の業務効率化や生産性向上に寄与すべく、「Gluegent Flow for Microsoft 365」にワークフローの申請内容をExcelに自動で出力できる機能を加えました。日常的な業務において使用頻度の高いExcelに自動出力できるため、組織内の各業務プロセスにおけるデータ活用や他システムとのデータ連携に柔軟に対応できます。
なお、「Gluegent Flow for Google Workspace」でもGoogleスプレッドシートへの自動出力機能を提供しています。
図1 「Excel最終行追加機能」の使用イメージ
【新機能の概要】
「Gluegent Flow」で申請された内容を申請・承認・決裁など任意のタイミングで、事前に指定したMicrosoft 365 SharePoint上にあるExcelに自動でデータ出力することができます。
【主な特長】
- Microsoft 365 SharePoint上にあるExcelへの自動出力の設定が可能
- 出力項目はワークフローの経路や入力フォームの情報から任意の項目を選択・設定可能
- データの自動出力のタイミングは申請・承認・決裁など任意のタイミングで設定可能
【導入事例:富士テクノロジー株式会社】
ICTソリューション事業などさまざまな事業を展開している富士テクノロジー株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:野木秀明、以下、富士テクノロジー)は、2023年9月中旬から「Gluegent Flow」を社内で利用開始しています。導入のポイントは、日常業務の多くの場面で使われているMicrosoft 365と連携できることでした。
会計業務や経理業務で「Excel最終行追加機能」β版を導入当初より活用しており、その一例として、これまで経費精算システムに付随するワークフロー機能で処理していた交通費、出張、備品購入などの立替経費精算に関する申請業務を「Gluegent Flow」で行っています。「Excel最終行追加機能」によって申請内容が自動出力されるExcelファイルにマクロを組むことで、会計システムへ取り込むためのCSVファイル、振込ファイル(全銀フォーマットテキストファイル)がそれぞれ自動作成され、経理担当者が各システムにファイルを取り込むという業務フローで運用しています。
図2 経費精算業務における活用イメージ
このように「Excel最終行追加機能」により他のシステムとのデータ連携が可能となり、業務の効率化につながっています。今後も富士テクノロジーでは「Excel最終行追加機能」の活用を広げ、さらなる業務の効率化を図る予定です。
導入事例の記事は、https://www.gluegent.com/customer/2023_fut/ をご覧ください。
*1 出典:総務省「令和4年労働力調査年報(I 基本集計)」
https://www.stat.go.jp/data/roudou/report/2022/pdf/summary1.pdf
*2 出典:日本銀行「第198回全国企業短期経済観測調査(2023年9月)」
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/yoshi/tk2309.htm
■「Gluegent Flow」について
申請・承認・決裁といった一連の業務に対応したクラウド型ワークフローシステムです。クラウド創成期の2011年に提供を開始して以来、シンプルな操作性で誰でも簡単に利用できるサービスとして多くの企業で採用されています。主な特長は、申請フォームや承認経路を柔軟に設計できること、PCだけでなくモバイル端末などマルチデバイスに対応していること、Google WorkspaceやMicrosoft 365といったグループウェアと連携してアカウント管理や自動処理を行えることが挙げられます。さらに、さまざまな外部システムとの連携が可能です。「Gluegent Flow」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
詳細情報は、https://www.gluegent.com/service/flow/ をご覧ください。
■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaS製品の販売とサービスを行っています。直近では、クラウドをはじめDXの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスを提供しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。
■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
Gluegentサービスライン 担当:尾上(おのうえ)
Email:marketing@gluegent.com
お問い合わせフォーム:https://go.gluegent.com/inquiry/general/
■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120 Email:mktg@sios.com
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