【東京慈恵会医科大学プレスリリース掲載】中内耳CT(コンピュータ断面撮影)を用いた中耳真珠腫進展範囲に関する人工知能診断システムの作成に世界で初めて成功
―希少疾患に対する人工知能研究の発展に期待―
2022年10月12日
東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学講座 高橋昌寛助教、山本裕教授、小島博己講座担当教授、東京慈恵会医科大学放射線医学講座 馬場亮助教、尾尻博也講座担当教授らとサイオステクノロジー株式会社 野田勝彦、吉田要らの研究グループは、中内耳CT水平断のみを用いて有病率の低い中耳真珠腫乳突腔進展に関する高い精度の人工知能診断システムの作成に世界で初めて成功しました。本研究の応用により他の希少疾患に対する人工知能研究につながっていくことが期待されます。
また、本研究の成果は 10月3日(月)14時00分(アメリカ東部時間)にPLOS ONE誌に掲載されました。
■「東京慈恵会医科大学」発表資料はこちら
http://www.jikei.ac.jp/news/pdf/press_release_20221004.pdf
■「PLOS ONE」掲載論文はこちら
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0273915