HOME > Matomoの特長
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Matomoは数少ないサーバログ型の解析ツールです。多くのログ解析ツールのメーカーサポートが終了する中、ログ解析の継続を必要とする官公庁、自治体、学校、研究機関、大手企業などで導入が進み、Webサイトやイントラサイト解析に利用されています。
Webサーバーの生ログがあれば過去に遡った解析もでき、ログ加工をすることで外部データとの連携や変動的なログ解析も可能です。
さらに、タグ(ビーコン)型解析によるリアルタイム解析にも対応しています。
サイオステクノロジーは、オープンソースログ解析ツールMatomoのサポートサービスを提供しています。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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様々な環境へのインストールが可能です。自社で管理する社内サーバー、プライベートクラウドなどで、高セキュリティを担保した安全な運用が行えます。官公庁、自治体、金融機関、大手企業で選ばれてきた理由があります。詳しくは導入事例をご覧ください。
※クラウドサービスを利用したSaaS型での運用も可能です。
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Matomoは、オープンソースのサーバーインストール型アクセスログ解析ツールです。ソフトウェア自体が無料で使用できるため、安価に導入が可能な上、インターフェースのカスタマイズや機能拡張も自由自在。日本語にも対応済みです。オープンソースの懸念点である問題発生時のサポートは、サイオステクノロジーのMatomoサポートサービスをご利用ください。
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PHPとMySQLの動作環境を満たせばOSの種類は問いません。所謂LAMP/WAMP/WIMP環境であれば動作します。ログ型解析を行う場合、ログファイルのインポートにPython2.6/2.7を必要とします。(3.xには対応しておりません)
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(世の中の)アクセス解析には以下の通り主にログ型解析、タグ(ビーコン)型解析、パケットキャプチャ型解析の3つのタイプがあります。各解析手法それぞれ、特徴、メリット、デメリットがあります。自社に合う解析ツール・解析手法が必ずありますので、それぞれの特徴を捉え、自社に合ったツールを導入し解析することをお勧めいたします。なお、弊社ではアクセス解析ツールの比較検討表、それを元にした導入相談も承っております。お気軽にこちらからご相談下さい。
ログ型解析とは、主にWebサーバ(Apache、Microsoft IIS等)のアクセスログをアクセス解析ツールで解析する手法です。ファイルのダウンロード数を計測できる、ロボットのアクセスも解析できる、生ログが残っていれば解析ツール導入以前のアクセスデータも解析できる(過去解析)等、タグ型解析には無いメリットがあります。
タグ(ビーコン)型解析とは、HTMLのページにJavaScript等で記述したタグを埋め込み、ユーザーがページアクセスした都度、そのタグからアクセス解析サーバへアクセスデータ(ビーコンデータ)が飛び、それを解析する手法です。ログ型解析と違い、リアルタイムに近い解析も可能で、タグの記述方法によっては細かいデータも取れるようになります。その反面、タグの管理に手間がかかる場合もあります。
パケットキャプチャ型解析とは、アクセスデータが通る回線そのものに機器を取り付け、そのデータを分析し解析に生かす方法です。流れているデータそのものを分析するので、リアルタイムでの解析が可能です。但し、ハードウェアを用意し、回線につなぎこむ作業や、解析に必要の無い余分なデータの削除が必要等、導入・運用のコストが高くなる傾向があります。
皆様が気になるGoogleAnalyticsとの相違点やGoogle Analyticsを使うことの懸念点をまとめ、Matomoでできることをリストアップしました。
機能/仕様 | Matomo | Google Analytics |
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ソフトウェア利用料 | 無料 | 無料 |
解析形態 | ログ型/タグ型 | タグ型 |
提供形態(導入タイプ) |
インストール(オンプレミス型) SaaSも可能 |
SaaSのみ |
ソフトウェアのソースコード開示 | ○(GPLライセンス) | × |
過去のアクセスログの解析 | ○ | × |
ページビュー制限 | 無制限 | あり(1000万PV/月まで) |
解析データ保管期間 | 無制限 | 保証なし |
Google AnalyticsではPDFファイルの直接ダウンロード件数が集計できませんが、ログ型解析のMatomoでは集計可能です。 Google Analyticsの解析結果とMatomoのログ型解析結果とでは、異なる結果になります。
Google AnalyticsではGoogle/Bing等検索エンジンのクローラーアクセスを集計できませんが、ログ型解析のMatomoでは集計可能です。 Google Analyticsの解析結果とMatomoのログ型解析結果とでは、異なる結果になります。
Google Analyticsではエラーアクセス/不正アクセスに対する集計ができませんが、ログ型解析のMatomoでは集計可能です。 Google Analyticsの解析結果とMatomoのログ型解析結果とでは、異なる結果になります。
Google Analyticsでは解析データの保有期間の保障がありませんが、Matomoのログ型解析を利用すれば、Webサーバのログが残っている限り、いつまででも解析をすることが可能です。 また、過去のログを利用しMatomo導入以前のアクセス解析をすることも可能です。
皆様が気になるGoogle Analyticsとの相違点やGoogle Analyticsを使うことの懸念点をまとめ、Matomoでできることをリストアップしました。
Google Analyticsは、集計結果をビッグデータの一部としてGoogleに利用されています。 しかし、Matomoは御社管理下の環境での運用となり、大切なアクセスデータが外部に漏れるリスクは最小限となります。
Google Analyticsは、Googleの方針でユーザーの希望と関係なく操作方法が突然変わることがあります。 しかし、Matomoはサーバインストール型のためバージョンアップのタイミングを任意に設定できるので、変更点等につき時間を掛けての対応が可能です。
ログ型解析のMatomoの場合、コンテンツの変更は必要ありません。 また、タグ型解析のMatomoをご利用の場合でも任意のタイミングでタグを書き換えていただく事で新機能に対応可能です。(例:Google AnalyticsからUniversal Analyticsへの移行の際にタグの貼替えが発生。特にカスタマイズされたタグを使用している場合に大きな手間となったケースもありました。)
Matomoはコードが公開されているため、コードレベルでのサポートが可能です。 弊社はアクセス解析ツールを扱って15年以上のスタッフがMatomoフォーラム、日本Piwikユーザー会を通じて開発チームと随時コンタクトを取り万全のサポート体制を整えております。
Matomoはオープンソースのため、カスタマイズが容易です。運用の自動化、プラグインの開発等、随時お客様のニーズに合わせた機能の開発が可能です。