APIエコノミーの実践 〜 APIエコノミー友の会 V2開催報告

【イベントレポート】好評を博す「APIエコノミー友の会」の第2回イベントが2017年7月5日、サイオス本社にて開催されました。APIの作成・管理・公開の全体像をはじめ、SwaggerによるAPI仕様の管理と標準化、オープンソースのAPIマネジメントプラットフォームKongの特徴をデモを交えて解説する、実践的なセッションが繰り広げられました。本稿ではその中から主に、サイオステクノロジー APIエコノミー推進部 槌野雅敏がおこなったセッションの内容をご紹介します。

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APIマネジメントにより開発リソースの選択と集中を実現

自社のソフトウェアやデータをAPI化することで、ビジネスとビジネスをつなぐAPIエコノミー。その実現に取り組む企業などにサイオスでは、APIマネジメント製品の導入をおすすめしています。

その理由は、「APIマネジメントに認証やトラフィック制御など任せることで、開発リソースの選択と集中を図ることができるためです。APIマネジメント導入により、開発コストをトータルで抑える効果が期待されます」とサイオステクノロジー APIエコノミー推進部の槌野雅敏は、APIエコノミー友の会 V2のセッションで事例を交えながら説明しました。

サイオスでは、APIマネジメントの有償製品、またOSSの導入・サポートを含めて幅広く支援しています。

APIマネジメントの位置づけと果たす役割。クライアントとホストサーバの間で認証やトラフィック制御などの機能を担うことでサービス品質の維持や価値の向上に役立ちます

API開発における仕様の管理と標準化

APIエコノミーを形づくるうえで、もう一つ注目すべき鍵として槌野が挙げたのが、各社が開発・提供するAPI仕様の足並みを揃える取り組みです。「RAMLやAPI blueprintなどのアプローチもありますが、近年趨勢となっているのがSwaggerです」(槌野)

Swaggerは、GoogleやIBM、Microsoftなどで構成されるOpen API Initiativeのもとで標準化が進められるREST APIの記述に関する仕様、およびそれに準拠したAPIを作成、管理、公開する各種ツールが統合されたプラットフォームを指します。

APIマネジメントがもたらすビジネス面でのメリット、SwaggerによるAPI仕様の管理と標準化について説明する、サイオステクノロジー APIエコノミー推進部 槌野雅敏

「Swaggerの特徴は、仕様を決めてソースコードを生成するトップダウンアプローチと、ソースコードに実装したアノテーションからドキュメントを生成するボトムアップアプローチのいずれにも、対応できることです」(槌野)。

講演ではデモ環境で呼び出したSwagger Hubのテンプレートから、Swaggerの定義に基づくデータを簡単に社内外に出力できる環境を作れること、また、それによりビジネスロジックの開発に専念できる点を実演しました。

「サイオスでは特定のAPIマネジメントにこだわらず、『APIを利用してどういう仕組みを作るか』という上流からお客様をサポートします」と槌野は述べました。

APIエコノミー実践の具体的なポイントを紹介

本イベントではほかにも、サイオスAPIエコノミー推進部長の二瓶司が、『APIエコノミー構築の現状と経済圏拡大に向けた課題』と題した講演で、国内外におけるAPIエコノミーの動向を説明しました。

また、「API Server」によるノンプログラミングでのAPI作成や、OSSのAPIゲートウェイであるKongによるAPIマネジメントなど、デモや具体例を交えた実践的な講演が続きました。

引き続き、API友の会では情報交換の場を企画しています。今後もどうぞ、ご期待ください!

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