"なぜ"×5回の企業カルチャーに応えるOSSのサポート

【お客様事例】 トヨタ自動車の現場には『"なぜ"を5回、繰り返す』という思考習慣が浸透しています。 「そうしなければ原因究明の場面で真相にたどり着けないと考えるからです。ITシステムのサポートに対しても同様でした。多くのメーカーに"なぜ"をぶつけると、1つ目、2つ目の"なぜ"には回答がもらえますが、3回目以上の深く突っ込んだ質問になると反応が鈍くなります」と生産物流生技部の担当者は打ち明けます。

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商用製品からOSSへ全面的に刷新

生産システムのグローバル展開に取り組むトヨタにとって悩みの種は、規模が拡大するにつれて巨額になるITコストでした。

トヨタ生産方式の中核システムに位置づけられるALC(アセンブリー・ライン・コントロール)もその一つ。ALCは世界13カ国26法人、約40カ所の車両製造・組立工場で従業員やロボットなどへの生産指示を担っているシステムです。溶接、塗装、組立、検査など1台の自動車が完成するまでに必要な情報を一元管理する、という重要な役割を担っています。

従来、ALCには商用UNIXやデータベース製品を採用していました。しかし、導入費やライセンス費が莫大になり、2010年、OSSを中心とする構成に刷新。懸案の一つだったコスト削減を果たしました。

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OSSのパートナーにトヨタが期待すること

OSSへの刷新と併せてトヨタでは、ALCを安定して稼動させるために保守運用におけるOSSサポート面の強化に着手しました。

各国で生産を担う現地法人は、それぞれ異なるサーバーメーカーのハードウェア上でALCを運用しているため、OSSサポートはそれぞれのメーカーに依頼する形でした。しかし、当該機種メーカーのサポートは5年程度で終了します。ITシステムを含めて生産設備を導入すれば7〜10年運用し続ける同社にとって、5年ほどの短期間で終了するメーカーのサポートは安定稼動の観点から課題がありました。

その中で、注目したのが、サイオステクノロジーの「OSSよろず相談室」です。

相談室に所属するサイオスのエンジニアは、OSSの最新動向をはじめ、多様なメーカーの製品に関する利用実績、新ハードウェアにおける既存ドライバの動作検証・性能チューニングに関する広範かつ深い知見を有しています。

トヨタの期待は次のようなものでした。「生産の生命線であるALC(アセンブリー・ライン・コントロール)をともに管理するわけですから、膝を詰めて相談できるパートナーであってほしいのです」(当時、トヨタ生産物流生技部 生産情報計画室長の曽我良司氏)。いざ、というときに頼れるだけでなく、OSSの最新情報や運用保守から見えてくる先手を打った提案も期待していました。

現在、サイオスOSSよろず相談室のメンバーがトヨタの社員と一体になり、グローバル規模での自動車生産に欠かせないALCの安定稼動を支えています。

⇒トヨタ自動車がOSSに求めた価値について、詳しくはこちらをご覧ください。

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